愛されたいと泣いた夜【第3巻】のネタバレ・感想!八木の魔の手が再び忍び寄る!!

やっとヒナを見つけ出した犬塚。

これで平和なシェアハウス生活に戻ることができるのかと思っていたが・・・

やはりあの男は諦めていなかった。

しかし、ヒナも変わりだし強くなっていた。

そして以前と違って、助けてくれる人達との関係もできている。

ヒナは今度こそ負の連鎖を断ち切ることができるのか・・・

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愛されたいと泣いた夜【第3巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

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愛されたいと泣いた夜【第3巻】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

愛されたいと泣いた夜【第3巻】のあらすじ

ヒナは犬塚に強制連行されシェアハウスに帰って来ていた―――

体調の悪いヒナが無理してツバメの家に帰らないように、自分のベットに寝かせ、添い寝した。

 

翌朝すっかり体調良くなったヒナは、森野の美味しい手作り料理を食べていた。

「小鳥遊さん急にいなくなって心配したんだよ。

謝ってほしいわけじゃない、学習してほしいって言えばわかるかなあ。

突然この家に置いてほしいってやってきて、今度は勝手に出ていって・・・

君に事情があるにせよ、どうゆう神経してるの?先生(犬塚)振り回して楽しんでる?

繊細そうに見えて逆に図太い性格してるよね。

ごめんね、僕 犬塚先生ほど優しくないんだ。」

厳しくヒナを諭す。

ヒナは落ち込むどころか「安心しました。 森野さんみたいな人が犬塚さんの傍にいて。 犬塚さんは根が優しすぎるからちゃんとたしなめてくれる人が・・・」と逆に感謝した。

さらにその上で、森野に「美味しいごはんの作り方を教えてもらえませんか!」犬塚に料理を作ってあげたいとお願いする。

 

森野は料理関係の仕事に就きたかったが、実際は合わなくて・・・

そんな時、犬塚に「合わないなら辞めりゃいいじゃん・・・ 住むところとメシくらいなら保証してやるぞ。」そう言われ、シェアハウス生活が始まったのだった。

それからヒナは一旦、ツバメの家に戻る―――

「『あんたプライドとかないの?』って言われたらどう返事する?」不意にツバメが質問してきた。

ツバメは『ないよ』と答えると言った。

プライドではお腹も満たされないし、稼がないと生活もできないからと淡々と話す。

ヒナは『答えられないと思います』と言い、その質問をしてきた人ができないことを私が平然とやれても、プライドの位置がその人と違うだけで、ないわけじゃないからと。

「似てると思たのに私とは違うんだな・・・」淋しそうにつぶやくツバメ・・・

ヒナは少し印象がかわったようだった―――・・・

愛されたいと泣いた夜【第3巻】のネタバレ

そしてツバメは「お願いがあるの。 一晩わたしにつきあってくれない? たいしたことじゃないから。」とヒナをあるホテルに連れて来た・・・

そこには携帯を構え写真を撮る八木が居た。

ヒナはすぐ八木に近寄り、ビンタをした。

驚くツバメ・・・

八木は「生意気だなぁ」とヒナを押し倒し、後ろ手に縛る・・・

「おいおいどうしたんだよ動画の中じゃプルプルしてたくせに。 安心しろ一晩で惨めに堕としてやるよ。」とヒナを乱暴に扱う。

 

一方、シェアハウス―――

「ただいまぁ~」と猫田が帰って来ていた。

母親だけでは話にならず、父親も一緒に3人で話してやっと色々言えたのだった。

高校からは男子寮に入りたいと伝え、反対する母親とは違い「やりたいことがあるのなら・・・好きにしなさい。 選択する権利くらいお前にもある。」と言ってくれて、話しは丸く収まったのだった。

そして、猫田は友達のハッカーにシェアハウスに届いていた『あの動画』のROMから八木のPCにまで辿り着いていることを犬塚達に伝える。

「八木・・・」

ヒナがいなくなった時に犬塚が職場に電話した時に対応した責任者だったことを思いだす。

 

その夜中、シェアハウスの電話が鳴る―――・・・

電話を取った犬塚は恐ろしい目つきで飛び出して行く。

その頃―――

「じゅーきゅー、にーじゅー」八木はヒナの顔を浴槽に何度も沈めていた。

弱りながらも「・・・ただ泣いて抱かれるつもりもうないんだ・・・」ヒナは言いながら、ツバメに「巻き込んでごめんね・・・」と謝った。

自分が騙したのに謝られたことに驚くツバメ・・・

そして、いよいよ始まる悪夢のような3P・・・

「お前の全身でその気にさせろよ」そう言って股を開く八木の股間にヒナの顔が沈んでいく・・・

 

その瞬間「―――ッあ″あ″っ・・!! っ~~~っっくそやろうっ!!」八木の叫び声を上げ、股間を押さえうずくまる。

「歯ァ折れるまで殴るぞクソ女!!」八木が殴ろうとしたその時、犬塚が部屋に入って来て八木を蹴飛ばす。

さらに「はぁーい♡ ピーちゃぁん助けにきてあげたわよ~」と美奈子が黒服サングラスの男2人を引き連れ現れた。

八木は美奈子が処理(人格矯正)すると黒服サングラス男達に連れて行かれた。

犬塚に知らせたのはツバメだった。

ホテルに2人きりになったヒナと犬塚―――・・・

「おまえは俺のだ。 俺が見つけて拾ったんだ、他の奴に変なことされないよう俺のだって一目でわかるようにする。」

ヒナの首筋、胸、腹部、太もも・・・キスマークを付け激しく抱き合う。

「好きだよ」

「私も好き・・・」

《ああ、きっとこれだ・・・》

やっと見つけた、私には手に入らないってあきらめてた

誰かに本気に愛してもらえる幸せな瞬間―――・・・

 

2人は何度も求め合う。

ヒナは何度も見ていた犯される夢を見なくなった。

私を見つけてくれてありがとう。

見放さないでくれてありがとう・・・

抱きしめてくれて、好きになってくれてありがとう・・・

貴方がどんな辛い目にあおうと、今度は私が全力で支えて幸せにします。

「なんか逆プロポーズになってねぇか・・・ スゲェ嬉しいよ。」犬塚は照れながら、2人は抱き合い熱いキスをした。

『エピローグ』では、美奈子とツバメも一緒に、全員で夏祭りで楽しそうにしているヒナがとても素敵に輝いていた。

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愛されたいと泣いた夜【第3巻】の感想

また八木のせいで負のループに落ちてしまうのか・・・

と不安でしたが、ヒナと関わることで変わる人、助けてくれる人達。

そんな素敵な関係でヒナが救われたことに心から感動できました。

やっと手に入れれた『誰かに愛してもらう』こと。

それはただ愛してもらうことではなく、自分も変わり強くなり、自分もその人をちゃんと愛したからこそ手に入れれたモノだったような気がしますね。

気が弱く、引っ込み思案で自身がなかったヒナ。

しかし、考え方など少し変わっているところに魅力がいっぱいでした。

ハッピーエンドに心温まる最高のエロティックラブストーリ!!

まとめ

以上、愛されたいと泣いた夜【第3巻】のネタバレを紹介しました。

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